「超福祉展」視察研修報告
霧島市ライフサポートワーカー
「あったら良いなを創造する」グループ
今年度の事業計画にある福祉機器展の計画を進めるに当たり、東京渋谷で行われた「超福祉展」の視察に行ってまいりました。
これまで見てきた機器展とは全く違い、イベントの開催期間中には展示のみではなく、シンポジウムや機器の体験、「LGBT」の方たちも使いやすい多様性あるトイレの提案を行うコンペ等多彩であり、色んな企業や住民を巻き込んで開催されており、カッコいい車椅子や装具の展示を見ると「これを使って街に出てみたい」と思えるものでした。主催のピープルデザイン研究所の須藤氏は健常者といわれる人たちと障がい者といわれる人たちとが自然に混ざり合えるように「意識をデザインする」ことを目的とし、壁を利用して「暮らしやすい街ランキングに車椅子の暮らしやすさは入っているだろうか」「障害を越えるためのものが、想像を超えるものになっている」等メッセージを送っていた。
今回の視察によって、来場して下さった方が機器を利用することで生活が変わることが想像でき、わくわくするようなカッコいい見せ方やどんなメッセージをどう伝えるか、展示のヒントを得ることができました。
(活動報告:LSW F班 松下さん)