新型コロナウイルスに関する研修を開催しました。

 令和2年7月21日(火) 10時より 霧島市役所別館4階大会議室におきまして、「新型コロナウイルスに関する基礎知識と感染対策」についての講習会を開催しました。

 今回は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、連合会関係事業所に所属の看護師、保健師または管理者のみと職名を限定し、参加者人数を限定した為、27名の受講となりました。また、感染防止についても細心の注意と対策を行っての開催となりました。

 始めにフラワーホーム診療所 所長 徳永正義先生より 「新型コロナウィルスに関する基礎知識 」についてご講義頂きました。
新型コロナウイルスの特性、発症に至るまで身体の細胞レベルの流れ、免疫力の特異性等、私たちがメディアを通して得ていた情報では知りえなかった内容に受講生も真剣に聞き入っていました。
 また、徳永先生は高齢者施設の運営もされており、現在、ご自分の施設で実践されている感染予防や施設内での新型コロナウイルスの発症が確認された場合の対策についてもお話下さいました。研修終了後に受講生から「本当に自分の事業所でも感染者がでる可能性があるんだということを切に感じ、事業所で問題提起していきたい」との声も聴かれました。

 次に 霧島市立医師会医療センター の 感染管理認定看護師 藤田綾子看護師より 「 感染対策、手指消毒・PPEの着脱」についてご講義頂きました。
 実際に、看護現場で実践されている内容を分かりやすく丁寧に教えて頂きました。現在、どの事業所でも新型コロナウイルスの感染予防について感染対策は行っていますが、再度、自分達の行っている感染対策を見直す事ができました。
 また、PPE の脱着については、受講生も一緒に実技で学びました。いざ感染者が出たときに、スタッフが正しく実践できるように、各自事業所で共有、訓練して頂きたい内容でした。

 今回、鹿児島県内で新型コロナウイルスのクラスターが発生し、多くの感染者が出ている中、ご利用されている高齢者の方の健康と安全を守るために、貴重な講習会となりました。


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