「ヒトココ」模擬訓練を行いました(*˙︶˙*)ノ゙

平成28年7月19日、LSWE班を中心に、霧島市長寿障害福祉課 森グループ長・住吉さん、連合会黒岩会長はじめ、オーセンティックジャパン株式会社の久我代表や株式会社ヴィンテージの郷田代表取締役・只友取締役に協力頂き、介護保険福祉用具貸与対象商品「ヒトココ」を活用した行方不明高齢者捜索模擬訓練を、国分地区(国分中央・福島・広瀬・松木)で行いました。

山岳救助でも使用されているヒトココは、遭難者が多数発生する山岳を抱える県では、入山時に推奨、入山届出書にID記載欄がある人命探知機です。

 ヒトココを導入している自治体は数多くあり、今回は福岡県大牟田市の取組を参考に、地域をエリア分けし、車輛を用いた模擬を行いました。大牟田市では、車輛が通るルートもヒトココの電波が行き届くよう勘案し予め設定しておくことで、道に迷い不安な高齢者を早期に発見できる体制を整えているそうです。

今回は、捜索時の指揮・連携機能を高める連動アプリ「たくと」も加えての実施。この「たくと」は、行方不明者発生時に、行方不明発生地点周辺の協力員(事前にメアド登録している方)に通知が行き、添付のURLを開くと、協力員は捜索に参加できる状態か否かの意思表示を行うことができ、結果、指揮するものが協力者の人数を把握できます。また、行方不明者の捜索に必要なIDの通知、捜索中にはヒトココの反応状況をリアルタイムで送信することで指揮所では、捜索された地域を把握でき、捜索の漏れを防止したり、エリアを限定していくことができます。

ブッツケ本番で行った昨日の捜索では、ICTを使いこなすことやラインを使った捜索中の連絡に苦戦する場面もありましたが、2㎞以上離れた模擬徘徊者を15分で発見保護することが出来ました。

 ICTや機器が日々進化していきますが、最大限に効果を発揮し、道に迷い不安な認知症の方を最後に支えるのは、人の温かさだと思います。「ネットワーク・連携」言葉では簡単ですが、今後も訓練を積み重ねて、「ネットワーク・連携が出来ている」と胸を張って言えるように頑張っていきたいと思える機会でした。

                         (活動報告:LSW E班 福田さん)

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